[simple-way:~] CTO% cat 2009年08月21日23:46.txt
つくばちゃんねるブログ内でパフォーマンスに触れている記事があったので、ちょっと僕もパフォーマンスについて触れてみようと思います。
まず、元ネタ
サイトパフォーマンス - viviのホームページ作成奮闘記
viviさんも言うように、サイトのパフォーマンスはユーザーの使い勝手に大きく影響します。特に読み込み速度はだれもが感じるストレスの指標でしょう。
ちなみに、僕視点ですが、Googleの検索結果からアクセスするページが、おおむね3秒以内で読み込みが始まらない場合は、読み込みを中止して別のサイトを訪問します。具体例をあげると、最近某Q&Aサイトが検索結果に良く引っかかりますが、このサイトは肝心のQ&A部分が表示されるのに、10秒くらい(遅いときはもっと!)かかります。なので、検索結果でこのサイトが検索で引っかかってもアクセスしないことが多いですね。
ちなみに、某Q&Aサイトが重い原因は、システム自体の重さと、広告配信JavaScriptですね。
JavaScriptについては、読み込み場所を検討しなければなりませんね。JavaScriptはHTMLの記述された位置で必ず読み込まれ、それ以降のコンテンツはスクリプトが読み込み完了するまでロードされません。なぜならスクリプトの中にHTMLを吐きだすコードが含まれているかもしれないからですね。JavaScriptの読み込み位置で最適なのは
タグの直前。そうです、すべてのHTMLが読み終わったあとなんですねー。この変更だけで体感的にかなり読み込みスピードが速く感じられます。
システムについては、プログラマーが何とかしなければなりませんね。プログラムの中身は見れないので、何が原因で、どう対策すればいいのか分かりませんが、DBあたりがボトルネックになっていそうなので、このあたりを分散化するなり、SQLを最適化する必要がありそうです。
ちなみに、つくばちゃんねる求人・つくばちゃんねるショップは、HTMLのレスポンスが開始されるまで(プログラムがページを出力し始めるまで)に0.5秒(CPU: 1GHz、MEM: 512MBの貧弱サーバーで)、ページの描画が完了するまで5秒程度(十分に回線が早い環境で)を目安としています。一応スケーリングも考えてシステムを作っているので、アクセスが集中するようになったらサーバーの分散化が行えるようになっています。
残念ながら、つくばちゃんねるブログはウチが開発したシステムではないので、パフォーマンスが悪くても内部はいじれないですし、実際ちょっとレスポンスが悪かったり(特に広告部分!)もします。
ウェブサイトって見た目やコンテンツは重要ですが、それを支えるシステムやHTMLコードにもちゃんと気を配ってあげないといけないと思います。とりあえず、やっつけで作ったウェブサイトは、もしヒットするサイトになったらあとあと恐ろしいことが待っています。この記事を読んでいるHTMLコーダー・プログラマーがいたら、そのあたりも考慮してほしいですね。
[simple-way:~] CTO% []
サイトパフォーマンスについて株式会社シンプルウェイのプログラマさんのブログ「Chief Technical Officer」でお話しいただきましたので、さらに…(笑)株式会社シンプルウェイのCTOさんのお...
サイトパフォーマンス(続編) - viviのホームページ作成奮闘記 [2009年08月22日 18:15]